下記の12種類の投資信託を2021年2月末に10,000円ずつ購入して成績を比較していますが、購入から1カ月と少し経過しました。
「全米株式部門」
・eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)
・楽天・全米株式インデックス・ファンド
「全世界株式部門」
・eMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)
・楽天・全世界株式・インデックス・ファンド)
・eMAXIS Slim 新興国株式
「バランスファンド部門」
・楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)
・ニッセイ・インデックス・バランスファンド(4資産均等型)
・eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
「日本株式部門」
・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)
・eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)
・ひふみプラス
・コモンズ30
4月10日時点を切り取って、成績を比較してみたいと思います。
全米株式部門
まず、全米株式部門です。
2月に長期金利の上昇から大きめの調整があった米国株式市場ですが、3月以降は、それが嘘のように絶好調でして、たった1カ月ちょっとで、S&P500の含み益が10%を超えてしまいました。
含み益は、eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)が10.24%、楽天・全米株式インデックス・ファンドが9.31%と、今のところ、ややS&P500の方が優勢ですね。
全世界株式部門
次に、全世界株式部門です。
含み益は、eMAXIS Slim 全世界株式オールカントリーが7.66%、楽天・全世界株式・インデックス・ファンドが7.77%、eMAXIS Slim 新興国株式が0.47%でした。
年の初めに好調だった新興国株式ですが、中国を中心に下落しているようで、含み損一歩手前の状況です。その影響でしょうか、全世界株式部門は、全米株式部門にややリードを許しています。
バランスファンド部門
バランスファンド部門はどうでしょうか。
含み益は、楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)が5.47%、ニッセイ・インデックス・バランスファンド(4資産均等型)が4.47%、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)が4.22%でした。
やはり、好調な株式相場の影響で、株式の比率が大きいほど成績が良くなっているようです。一方で、株式の比率がやや低めの8資産均等型ですが、最近、不動産の好調の影響でしょうか、4資産均等型とさほど変わらない成績を残しています。
日本株式部門
最後に、日本株式部門です。
含み益は、ひふみプラスが5.69%、コモンズ30が4.52%、eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)が2.93%、eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)が3.13%でした。
日経平均は、3万円前後を行ったり来たりしていますが、1カ月ちょっとで3%程度の含み益ですから、株式としては十分な成績なんですが、米国株式がその3倍以上の成績ですから、少し物足りない感じがします。
ひふみ投信の3月の月次報告によると、ベンチマークであるTOPIXを下回ったようですが、2月末からの比較では、2つのアクティブファンド(ひふみプラス、コモンズ30)ともTOPIXを上回っているようです。ひふみ投信は、一部、外国株式も購入していますから、少し米国株式の株高の恩恵を受けているようですね。
この株高はいつまで続くのか
今の相場におけるインデックス投資の場合、100%株式、それも米国株式を保有するのが最も効率の良い投資ということになりそうですが、この株高は、果たしていつまで続くのでしょうか。
この後、さらに高騰するのか、又は、暴落するのかは、誰にも予想できるものではありませんが、そもそも、株式に投資していなければ、株価上昇の恩恵を受けることはできないのです。後から振り返れば、今がまさに「稲妻の輝くとき」だったということになるかもしれません。
高相場の恩恵を受けつつ、引き続き、淡々と機械的な積立投資を継続していきたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿