子供の金融教育の第一歩として、貯蓄のわくわく感を教えてきました

2021/02/24

子供の教育


お金のことは母を見て学びました

 我が家の家計管理は、私(夫)が担当しています。

 私、何故だか、初めて一人暮らしをした頃から、男性にしては、家計管理が得意だったんですよね。

 当時、友人たちは「今月、お金が足りない。ピーンチ!」とか言っていましたが、私は少ないながらも貯蓄できてたんですよ。

 お金のことを、誰かに教わった記憶は全くないんですが、よく考えてみれば、母を見て学んだような気がします。


 実家の家計は、母が管理しており、毎日、丁寧に家計簿を整理する姿を子供ながらに見てきました。

 また、当時の主婦としては非常に珍しいことに、資産運用もやっており、某大手N証券会社に口座を開設していました。

 電電公社が民営化された際には運よく、初回発行の株式が購入できたと言っていた記憶がありますし、インドのタタ・モーターズの株式を買ったという話を聞いたこともあります。

 まぁ、あの某大手証券会社ですから、お付き合いで、毎月分配型やテーマ型の投資信託も保有しているのですが。

 毎月分配型投資信託の方は、たこ足配当で評価額は元本割れ状態ですが、すでに元本を超える配当を受け取っているそうですし、テーマ型の方は、かなりの含み益を抱えているそうで、我が親ながら運のいい人です。

 そこそこうまく運用できているようですが、なぜか、私に資産運用を薦めたことは、一度もないんですよね。

 まぁ、息子に資産運用を薦めようにも、私が学生時代に平成バブルが崩壊して、それから20年以上、人に投資を薦めるような無責任なことが出来る市場環境ではなかったですからね。

 母なりに、資産運用の危険性を認識していたんだと思います。

 私としては、「もっと若い頃から投資に取り組んでおけばよかったな~」と後悔している半面、「今は昔より断然、投資環境が整っている」、「投資はいつ始めても遅くない」、「今から始める運命だったんだ」などと考えるようにしています。


我が家のプライベートバンク

 我が家には、自宅の貴重品入れの中にひっそりと存在するプライベートバンクが存在します。

 顧客は息子だけですが、条件はかなり良く、元本保証で年利1%保証という、ほんとにあったらいいなという銀行なんです。

 なんてことはない、子供がいただいたお年玉やお祝い金を入れておく単なる封筒に、マジックで「○○(子供の名前)銀行」って書いただけなんですが。


 子供に貯蓄の大切さを教えるために、お金の価値が少しずつわかり始めた5歳頃から開始した制度で、もう10年以上も続いています。


 結構、息子も楽しみにしているようで、お年玉をいただくたびに残高を一緒に確認して「おぉ~、こんなに貯まったんだ♪」と喜んでおりました。

 「何か欲しいものがあったら使っていいよ」と言っているのですが、たいていの欲しいものは誕生日とクリスマス(10歳までサンタさんの存在を本気で信じていたようです)に買ってあげていましたし、普段は毎月のおこづかいの範囲で楽しめているようですので、この銀行の資金は全く使われずに積み立てられております。


 最近は、お年玉の金額も高額化しており、累計するとちょっとした金額になっています。

 息子も春から高校生になることだし、そろそろこの子供銀行は廃行して、息子名義のリアルな銀行口座と証券口座を開設して、一緒に資産運用の勉強をするための資金にする予定です。

 今の若い人たちは、それこそ10代から、手堅い資産運用が経験できる環境にあり、なんとまぁ、恵まれた世の中になったものです。

 でも、これから先は、投資した人と、投資しなかった人との格差が、どんどん拡がっていくんでしょうね。


プロフィール

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3匹の猫にお仕えする猫下僕です。 息子の子育てが一段落し、教育費用(大学進学費)のめどが立ち、ようやく自分らの老後の準備を本格化せてています。

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